FOCUSスパコンでのiconCFDのベンチマークの結果が以下イベントで報告されました。
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「IDAJ CAE Solution Conference 2017 iconCFD Conference Day」
平成29年11月10日(金) 横浜ベイホテル東急 B2F クイーンズ グランド ボールルーム
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FOCUSスパコンにおけるiconCFDの並列性能ベンチマークテスト2(三菱電機株式会社)
(発表資料)
FOCUSスパコンにおけるiconCFDの並列性能ベンチマークテスト2
【まとめ(資料から抜粋)】
FOCUSスパコンのDシステム、Eシステム、Fシステム、Hシステムを使用し、オープンソースベースの汎用CFDソフトウェア iconCFD の並列性能ベンチマークテストを実施した。
- FOCUSスパコンのEシステム、Fシステムでは、並列数を増やすことで計算時間は短くなった。高並列時に使用するコアを間引くことでさらに並列効率は向上した。
- FOCUSスパコンのHシステムでは、約2000万メッシュの解析で256並列(32ノード使用)を超えると並列効率は著しく低下した。
- FOCUSスパコンのDシステムでは、18ノード以上の並列で使用するコアを半分に間引いたほうが計算時間が短くなった。
- FOCUSスパコンのDシステムで使用するノード数を48(一定)としたところ、1ノードあたりの使用コア数を半分(10/20コア)、もしくは半分からやや多め(12/20コア)とすることで計算速度は最大となった。