FOCUSスパコンでの ABINIT-MP ベンチマークを財団にて実施しました。(2022.11)
目次
【測定条件】
- ABINIT-MP Ver.2 Rev.4
- インテル® oneAPI ツールキット 2021 コンパイラ/MKL利用
- MPI/OpenMPハイブリッド並列
【測定系】
- Crambin(48残基)
- HF/6-31G*
【測定環境】
- H,F,Z,R,Qシステム
【結果データ】
【考察】
- 残基数(48)がMPI並列軸になるため、32~プロセス計算ではインバランスが生じ、性能劣化する。
- プロセス数に対して十分大きな残基数であれば、高い並列性能が期待される。
- 性能はR>Z>Fであり、利用料金的にもRシステムの利用を推奨。