【開催報告】FOCUSスパコン利用講習会(基本コース・応用コース)(2015/7/14)

2015年8月17日 | Last modified: 2018年8月21日

本年度第7回目となるFOCUS利用講習会(基本コース・応用コース)を7月14日(火)13時から16時半の間で計算科学センタービル2階実習室にて開催いたしました。

 今回は1名の方が参加されました。

 基本コースでは、まずFOCUSスパコンのシステム概要について解説し、その後受講者各自の端末からインターネットを経由しFOCUSスパコンに接続、ログインしました。

 ログイン後は実際にFOCUSスパコンへジョブを投入していただき、環境変数の設定、ソースのコンパイル、ジョブ投入キューの選定、バッチスクリプトの読み方・書き方、SLURM(ジョブ管理システム)コマンドを使ったFOCUSスパコンへのジョブの投入、結果の確認、課金状況の確認といった、FOCUSスパコン一連の使い方を実習していただきました。

 また、FOCUSスタッフへの問合せ窓口「OKBiz」の使い方を「公開鍵登録の登録依頼」を例に講師が実演いたしました。

 

応用コースでは、逐次実行ジョブ、ノード内実行ジョブ、ノード間実行ジョブの3パターンのジョブを実行していただき、FOCUSスパコンとクライアント間のデータ転送について解説いたしました。一般的にはscpコマンドやWinSCPにて転送しますが、FOCUSスパコンでは高速転送ソフトSkeedSilverBullet(SSB)が利用可能です。scpとSSBの転送速度の差を体験いただきました。

 

質疑応答の後、希望者はFOCUSスパコンや端末利用室、「京」の展示コーナーを見学していただきました。

 

 今年度、本講習会は毎月2回開催いたします。開催スケジュールはイベントカレンダーをご確認ください。

 

 

(基本コース プログラム)

  1.FOCUSスパコンシステム構成

  2.FOCUSスパコンへのログイン

  3.FOCUSスパコンでのジョブ実行

  4. 利用お問合せシステムOK-Bizの紹介 

 

(応用コース プログラム)

  1.ジョブ実行までの流れ

  2.ディスク性能の測定

  3.インターネット高速転送システム

  4.予約システムの利用方法

  5.FOCUSスパコンシステム利用のための各種マニュアルの紹介

 

 

講習会風景

FOCUSスパコンシステムの構成について説明いたしました。

****

****

****

ジョブ実行 ノード間並列について

アンケートおよび回答

設問1 受講のきっかけについて

メール案内

ホームページ

1

職員から直接

その他

設問2 講師の声の大きさ・テンポについて

ちょうどいい

1

聞き取りにくかった(声が小さい等)

設問3 下記プログラムの項目について、内容(長さ)はいかがでしたか?

(基本コース)

不十分

十分

過多

FOCUSスパコンシステム構成

1

システムへのログイン(実習)

1

ジョブ実行(実習)

1

利用お問合せシステム(OKBizの紹介)

1

(応用コース)

不十分

十分

過多

ジョブ実行までの流れ(実習)

1

ディスク性能の測定(実習)

1

インターネット高速転送システム

1

予約システムの利用方法

1

FOCUSスパコン利用のための各種マニュアルの紹介

1

設問4 今後、講習会で取り上げて欲しいテーマがあればお書き下さい。

(                                                         )

設問5 今後、利用を希望するアプリケーションソフトがあればお書きください。

( OpenFOAM                                                 )

設問6 今回の受講を踏まえて、今後FOCUSスパコンを

直ぐに使えそう

1

まだ理解が不十分

設問7 本講習会やFOCUSスパコンについて、その他、要望やコメントをお願いいたします。

( スパコン事例セミナー等                        )