【開催報告】「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会中級編（ノード内チューニング編）（5/13）

東京会場（RIST東京）へ生中継を行いました

弊財団では今年度月に1回「「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会初級編」を行ってきております。

これまでに産業、学術の分野から広く参加いただき、受講いただいた皆様のアンケートには「より詳しいチューニングについて知りたい」、「実習をしてほしい」というご要望がありました。ご要望に沿うため、昨年度10月より毎月1回実習をまじえた中級編の講習会を開催しております。

第2回目の中級編（ノード内チューニング編）の講習会を平成25年5月13日（月）13時から15時に計算科学センタービル２階アクセスポイント神戸にて開催し、神戸会場1名・東京会場2名の方にご参加いただきました。

講習会は、前半に初級編のおさらいを行い、中盤以降は「京」コンピュータと同じアーキテクチャである九大FX10上での実習中心の構成となっています。実習では、講師の実演、解説のもと受講者はソースファイルの変更やコンパイルオプションの変更を行い、計算効率の変化を確認することができます。詳しい講習の内容はこれまでの開催報告をご参照ください。

前回に引き続き、HPCIアクセスポイントであるRIST東京に向かって中継テストを行いました。前回は映像と音声を配信しましたが、今回はRIST東京のスタッフが映像を見ながら実習を行うテストを実施しました。テスト中継の参加者にもFX10のアカウントを発行し、ログインしていただいて講習会に参加いただきました。

中継及び実習のテスト結果は良好であったので、今後RIST東京での受講者を募集します。詳細はRIST東京「イベント・セミナー」ページをご参照ください。

ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。「「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会中級編（ノード内チューニング編）」は今後も月１回行っていきます。　今回都合がつかなかった皆様は是非次回の講習会にご参加ください。開催スケジュールや参加申し込みについては中級編の開催告知ページに掲載しております。

また、4月より月1回開催している「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会初級編」「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会中級編（ノード間チューニング編）」も引き続き開催していきます。可能な限りまず初級編を受講していただいたうえで、中級編に参加いただきますようお願い致します。開催スケジュールや参加申し込みについては初級編の開催告知ページに掲載しております。

講習会についての皆様のご要望やご質問がありましたら request@j-focus.or.jp までお寄せください。講習会の開催、進行に反映させたいと存じます。

講習会の様子

会場の後方の様子

（スクリーンは東京会場へ生中継されています）

「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会中級編（5月）アンケートおよび回答 (回答数　神戸会場1 東京会場2　　合計3)

プログラム

1) 1.1 計算機の概要
2) 1.2 チューニングの考え方
3) 2.1 スカラーチューニング
4) 2.2 スレッド並列チューニング
5) 2.3 京コンピュータ向けチューニング
6) 休憩
7) 3.1 実習環境
8) 3.2 ログイン
9) 3.3 コンパイル／実行
10) 3.4 サンプラ
11) 休憩
12) 3.5 SIMD化
13) 3.6 ソフトウェアパイプライニング
14) 3.7 スレッド並列

設問1 1-14)の項目について、内容（長さ）はいかがでしたか？

不十分　十分　過多
————————-
1)               3
2)               3
3)               3
4)               3
5)               3
6)               3
7)               3
8)               3
9)        　　　3
10)     1     2
11)              2
12)       1     2
13)       1     2
14)       1     2