【終了】「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会 中級編 (10月)

2012年10月19日 | Last modified: 2018年8月21日

 

弊財団では今年度月に1回「「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会」を行っております。

これまでに産業、学術の分野から広く参加いただきました。受講いただいた皆様にはアンケートに回答していただきました。その中には「より詳しいチューニングについて知りたい」、「実習をしてほしい」という声がありました。これらの声を受け、中級編の講習会を開催致します。

本講習会は、3部構成となっており、第1部では京やFX10の概要、ノード内メモリ共有のスレッド並列化、ノード内共有メモリとノード間分散メモリを組み合わせたプロセス並列化についての解説を行います。

第2部ではプログラムチューニングについての解説を行います。単一プロセスでのチューニング、スレッド並列チューニング、及び京コンピュータに向けたチューニングの方法であるプロセス並列チューニングについて並列化効率を高めるための方法を解説します。

第3部では、九州大学情報基盤研究開発センターのFX10を利用し、「京」と同じアーキテクチャ上でチューニング、コンパイル、実行の実習を行います。

ハイブリッドモデルのプログラミング技術を取得したい方、興味のある方は下記プログラムをご覧いただき参加をご検討ください。

 

参加を希望される方は、request@j-focus.or.jp まで、件名を 「参加希望「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会中級編」 として、以下の内容をご通知下さい。

 

お名前

ご所属

ご連絡先

 

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「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会中級編

 

開催日 : 2012年10月 15日 (月) 14:00 – 17:00 (13:30 受付開始)

 

会場 : 財団法人計算科学振興財団 (FOCUS)

〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-28

計算科学センタービル 2階実習室

 

主催 :財団法人計算科学振興財団 (FOCUS)

 

参加費 :無料

 

定員 : 20 名

 

対象者 :

・ハイブリッドモデルのプログラミング技術を取得したい方

 

概要 :

・「京」利用に有用なチューニング技法の解説

・FX10を利用したチューニング向けツールの利用方法、チューニングの実習

 

内容:

・京コンピュータシステムの特徴を考慮した性能重視のプログラムコーディング及び実習

 

プログラム :

1. 基本的な考え方

1.1 計算機の概要

1.2 チューニングの考え方

2. プログラムチューニング

2.1 スカラチューニング

2.2 スレッド並列チューニング

2.3 京コンピュータ向けチューニング

3. 実習

3.1 実習環境

3.2 コンパイル/実行

3.3 サンプラ

3.4 SIMD化

3.5 ソフトウェアパイプライニング

3.6 スレッド並列

 

 

本講習会は10月より毎月開催致します。次回は11月12日を予定しております。 以後の日程についてはセミナー・イベントカレンダーをご覧ください。

 

また、本講習会の入門編にあたる講習会も毎月行っております。こちらの参加もご検討ください。

次回は10月12日、次々回は11月9日を予定しております。こちらの日程についてもセミナー・イベントカレンダーをご覧ください。以下リンクにこれまでの入門編の開催報告を載せておりますのでこちらもご覧ください。

 

これまでの講習会開催報告

(入門編)

【9月14日】「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会

【8月10日】「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会

【7月13日】「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会

【6月8日】「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会

【5月11日】「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会

【4月13日】「京」を中核とするHPCI活用を見据えたチューニング講習会