【開催報告】FOCUS利用講習会(6/7)

2012年6月8日 | Last modified: 2018年8月21日

Ch. 1.4

たくさんの方にご参加いただきました

 FOCUS利用講習会を平成24年6月7日(木)14時から16時の間で計算科学センタービル2階実習室にて行いました。

 昨年は、FOCUSスパコン利用者様を対象に講習会を開催していましたが、「どのようにFOCUSスパコンを使うのか知りたい」「FOCUSスパコンの利用を検討したい」というお客様の声を受けて、今年度より、FOCUSスパコン利用者以外の方も受講できるようになり、今回は15名という多くの方に参加いただきました。

 FOCUSスパコン常駐SEが講師となり、以下について解説と実習を行いました。

  ・FOCUSスパコンの概要(システム概要)について

  ・FOCUSスパコンへの接続方法について

  ・FOCUSスパコンでのプログラムの実行方法について  

 FOCUSスパコンのシステム概要についての解説の後実習では、一人一台の端末を使い、FOCUSネットワークからFOCUSスパコンに接続、ログインしました。手元のPC上でX-server を立ち上げ、FOCUSスパコンからグラフィック表示が必要なアプリを起動させたり、FOCUSスパコン上で利用できるアプリケーションのシェルの確認などを行いました。

 また、ソースのコンパイルから、FOCUSスパコンへのジョブの投入、結果の確認といった、一連のFOCUSスパコンの使い方を講師が実演しました。

 FOCUSスパコンでジョブを走らせるだけでなく、実際にユーザーになったとき、FOCUSスタッフに問い合わせができるシステムである"Project Web"の使い方の実演もありました。

 質疑応答の後、希望者は弊財団コーディネータの引率で、FOCUS内及び周辺施設の見学を行いました。FOCUSスパコン、FOCUSスパコンユーザーが利用できる個室の端末室、高度計算科学研究支援センター2階の展示コーナー(http://www.j-focus.or.jp/center/exhibition.html)、そして、弊財団となりの計算科学研究機構1階の見学コーナーを見学しました。

 

 今回ご参加頂きました皆様に感謝いたします。今年度、本講習会は毎月行っていく予定ですので、今回ご都合がつかなかった皆様には、7月12日(木)(14:00-16:00)8月9日(木)(14:00-16:00)、(計算科学 センタービル2階実習室)等への参加をお勧めします。

 

 


端末を使っての実習

端末を使っての実習


ジョブ投入の実演

ジョブ投入の実演


Project Webの使い方

Project Webの使い方

「「FOCUSスパコン利用講習会」
アンケートおよび回答

平成24年度 第3回「FOCUSスパコン利用講習会」アンケート集計

設問1 講習時間について

1 長い 0  

2 短い 2  

3 ちょうどよい 13

 

設問2 講師の声の大きさ・テンポについて

1 ちょうどいい 12  

2 ききとりにくかった(声が小さい等) 2

 

設問3 講習内容について

1 期待どおり 10

2 期待外れだった 4

 ※ 2とお答えになった方に伺います。どのような点が期待外れでしたか。

・アプリケーションのデモをしてほしい。

・操作のほうほうはわかり易かったのですが、どれ程の性能か見れなかったのが残念でした。

・実習時間が短かった。

・演習で、この人数で計算が動かなかったのが少し不安です。

  (注・インテルコンパイラのライセンス数を越えたため実習でのコンパイルができませんでした)

・実習時間をもう少し長めに取ってほしいです。

 

設問4 今後、講習会で取り上げて欲しいテーマがあればお書き下さい。

・OpenFOAM等のデモ

・OpenFOAM、Fluentなどの流体系ソフト

・粒子法

・DEM等

・実習として、実際に計算の投入から結果の取り出しまでを行うことが出来れば 感覚的につかめたかと思います。

 

設問5 今後、利用を希望するアプリケーションソフトがあればお書きください。

・流体解析

・SCRYU/Tetra

・OpenFOAM

 

設問6 今回の受講を踏まえて、今後FOCUSスパコンを

1 直ぐに使えそう 7  

2 まだ理解が不十分 7  

3 同内容を再度受講したい 0

 

設問7 今後の講習会について、ご自由にお書き下さい。

・アプリケーションソフトウェアを実際に動かしてみたい

・使おうとしている市販アプリを実際に動かすこ講習が出来ればありがたいです。

・パフォーマンスを体感できるサンプルがあればbetter

・Pre/Post等の利用についても説明頂けるとよいと思います。

・自分のパソコンでリモート接続ができるか試したい

・実際のアプリを実行してみたい ・コンパイルからプリソフトまでの一連の流れを体験してみたい。

・動かしてスピードを実感したい。