【開催報告】FOCUSスパコン利用講習会(基本コース・応用コース)(2015/8/11)

2015年8月31日 | Last modified: 2019年6月28日

本年度第9回目となるFOCUS利用講習会(基本コース・応用コース)を8月11日(火)13時から16時半の間で計算科学センタービル2階実習室にて開催いたしました。

 今回は2の方が参加されました。

 基本コースでは、まずFOCUSスパコンのシステム概要について解説し、その後受講者各自の端末からインターネットを経由しFOCUSスパコンに接続、ログインしました。

 ログイン後は実際にFOCUSスパコンへジョブを投入していただき、環境変数の設定、ソースのコンパイル、ジョブ投入キューの選定、バッチスクリプトの読み方・書き方、SLURM(ジョブ管理システム)コマンドを使ったFOCUSスパコンへのジョブの投入、結果の確認、課金状況の確認といった、FOCUSスパコン一連の使い方を実習していただきました。

 また、FOCUSスタッフへの問合せ窓口「OKBiz」の使い方を「公開鍵登録の登録依頼」を例に講師が実演いたしました。

 

応用コースでは、逐次実行ジョブ、ノード内実行ジョブ、ノード間実行ジョブの3パターンのジョブを実行していただき、FOCUSスパコンとクライアント間のデータ転送について解説いたしました。一般的にはscpコマンドやWinSCPにて転送しますが、FOCUSスパコンでは高速転送ソフトSkeedSilverBullet(SSB)が利用可能です。scpとSSBの転送速度の差を体験いただきました。

 

質疑応答の後、希望者はFOCUSスパコンや端末利用室、「京」の展示コーナーを見学していただきました。

 

 今年度、本講習会は毎月2回開催いたします。開催スケジュールはイベントカレンダーをご確認ください。

 

 

(基本コース プログラム)

  1.FOCUSスパコンシステム構成

  2.FOCUSスパコンへのログイン

  3.FOCUSスパコンでのジョブ実行

  4. 利用お問合せシステムOK-Bizの紹介 

 

(応用コース プログラム)

  1.ジョブ実行までの流れ

  2.ディスク性能の測定

  3.インターネット高速転送システム

  4.予約システムの利用方法

  5.FOCUSスパコンシステム利用のための各種マニュアルの紹介

 

 

講習会風景

FOCUSスパコンについて詳しく説明していきます。

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お問い合わせシステムOKBizのご利用方法を説明いたしました。

実習では、実際にジョブを投入していきます。

受講者の質問には丁寧に対応致します。

アンケートおよび回答