【終了】2/19 第8回先進科学技術活用力養成講座 FMO計算法:創薬への応用

2016年2月22日 | Last modified: 2018年6月27日

【概 要】
タンパク質・リガンド間の相互作用解析を量子力学の原理に基づいて計算できるフラグメント分子軌道法は、構造ベース創薬する上で古典力場では得られない重要な情報を提供します。今回の講習会は、ABINIT-MPとBioStation Viewerを使い、タンパク質-小分子リガンドの相互作用エネルギー計算において、FMO計算を行う際につまずき易い点を取り上げ、講義と演習形式で学ぶ実践的な内容となっています。(10/23,12/7実施分と同様です。)
また、今回午後の講習会にてスムーズに実習できるよう希望者を対象にプレ講習会を実施いたします。ABINIT-MPがインストールされているFOCUSスパコンの概要を説明するとともにFOCUSスパコンへログインし、ABINIT-MPの実行までを実習していただく講習会となります。
タンパク質-小分子リガンド”複合体のFMO計算を少しでも行ったことがある方のステップアップの機会として是非ご活用下さい。

【日 時】 2月19日(金)10:00~17:30 (9:45受付開始)

【場 所】 公益財団法人 計算科学振興財団 (FOCUS)2 F 実習室 《アクセス》

【定 員】 10 名

【受講費】 無料

【主 催】 神戸大学 連携創造本部・計算科学教育センター

【共 催】 公益財団法人 計算科学振興財団

【後 援】 みずほ情報総研株式会社 

  
【対象者】
”タンパク質-小分子リガンド”複合体のFMO計算法に興味をお持ちの方で、以下の要件を満たす方
1) BioStationViewerを用いて入力ファイルを作成し、ABINIT-MPで計算の経験のある初級~中級レベルの研究者
2) 計算法の選び方や、計算が止まった際の対処に不安のある方
3) リガンドのフラグメント分割について詳しく知りたい方(小分子リガンドを官能基単位に近い形で相互作用を解析するのに有用)
4) 相互作用エネルギーを成分ごとの寄与に分解できるPIEDAについて詳しく知りたい方 

   
【スケジュール】 
☆午前の部 《入門編》プレ講習会:10:00~11:30
・LINUXの操作を含めたFOCUSスパコンでのFMO計算ジョブの投入法等、経験の少ない方に対応。

☆午後の部 《初級者~中級者編》:12:30~17:30
・ある程度FMO計算法の経験のある方に対応。(経験者は午後の部のみの参加も可能。)

詳細はこちらをご覧ください。

      
【申込方法】
参加ご希望の方は、kitagawa[at]tiger.kobe-u.ac.jp ([at]を@に変更)
神戸大学連携創造本部 北川まで、以下の内容をご通知下さい。
先着順にて、事務局よりご連絡いたします。
なお、開催にあたって、参加者情報は講演者に提供されます。
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フリガナ:
ご氏名:
ご所属:
役職:
メールアドレス:
電話番号:
午前の部への参加: 有 、 無 
専門分野:計算化学、創薬・合成化学、構造生物学、その他 から該当する分野すべて
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【申込締切】 2016年2月15日(月)