【この講習会は終了しました】2019年度 可視化ソフトウェアParaView利用講習会

2019年3月19日 | Last modified: 2020年3月10日

オープンソースソフトウェアのParaViewを利用して、構造解析、流体解析、音響解析の結果を可視化する方法を実習形式で学びます。
これから使ってみようという方、使いこなすための情報が不足していて困っている方は受講をご検討ください。
また、FOCUSスパコンで計算するような大規模な結果を可視化する方法についてもご紹介します。

【開催概要】

主催 公益財団法人 計算科学振興財団(FOCUS)
場所 高度計算科学研究支援センター(計算科学センタービル)2階 実習室 アクセス
日時 9月6日(金) 受付締切  9月3日(火)10時
[講習時間]13時~17時(4時間)受付 12時45分~
対象者 ParaViewをこれから使ってみようという方
ParaViewを使いこなすための情報が不足していて困っている方
定員 20名(先着順)
受講料 一般:60,000円(税抜) 賛助会員:48,000円(税抜)
実習端末 実習室に備付のPCを利用、PCの持参は不要

【プログラム】

時間 内容
13:00-13:30 1 概要説明、一通りの操作方法の説明
13:30-14:40 2 解析結果をもとに可視化機能の紹介(流体、構造、音響、粉体)
14:40-15:00 ~休憩~
15:00-15:20 3 配色の調整方法
15:20-15:40 4 代表的なソースおよびフィルターの使い方
15:40-16:00 5 スクリプト、マクロ機能の活用
16:00-16:30 6 ParaViewのクライアントサーバーでの利用方法
16:30-17:00 7 各自応用問題の取り組み、質疑応答

【各プログラム概要】

「可視化ソフトウェアParaView利用講習会」実習概要資料

  1. 概要説明、一通りの操作方法の説明(座学)
    ParaViewの入力画面や使用できるファイル形式、ParaViewファイルの保存方法などの概要を説明します。
  2. 解析結果をもとに可視化機能の紹介(流体、構造、音響、粉体)(実習)
    FEM解析やCFD解析など、ParaViewを使用されるお客様の用途は様々です。
    ここでは、代表的な結果の表示方法を実習していただくことにより、解析の種類によらず使用できるポスト処理の手順を学習していただきます。

    1. 構造解析結果の可視化
      コンター図出力
      変形図の表示
      断面図の描画
      線分上の値のプロット
    2. 流体解析結果の可視化
      ベクトル図の表示
      流線ベクトルの表示
    3. 音響解析結果の可視化
      Calculatorの使い方
      等値面の描画
    4. 粉体解析結果の可視化
      連続ファイルの読み込み
      注釈時間フィルターの使い方
      アニメーションの作成
  3. 配色の調整方法(座学・実習)
    カラーマップエディタの使い方
    凡例の調整方法
    背景色の変更
  4. 代表的なソースおよびフィルターの使い方(座学・実習)
    ParaViewには、より高度なポスト処理を実現するための様々な機能が含まれております。
    ここでは、その一部をご紹介させていただきます。
  5. スクリプト、マクロ機能の活用(座学・実習)
    ParaViewのTrace機能をやバッチで処理する方法を学習していただきます。
  6. ParaViewのクライアントサーバーでの利用方法(実習)
    ParaViewではクライアントサーバーの設定を行うことにより、 計算機で計算した結果ファイルを移動することなく、手元のパソコンでポスト処理を実施することが可能です。
    ここでは、FOCUSをサーバーとしてポスト処理を行う方法をご紹介します。

※プログラムの進行状況により、当日若干の変更が加わる場合がございます。
※ParaView Ver5.0を使用します。

【受講申込み】

受講申込方法 FOCUS主催講習会受講申込書(様式26-1)」をダウンロードし、1頁目の注意事項をよく読み、必要事項を記入してください。
件名を「受講申込 可視化ソフトウェアParaView利用講習会」として、 電子メールにてお送りください。
規程・約款 講習会用アカウント利用規程
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お問い合わせ窓口
講習会窓口(lecture[at]j-focus.or.jp)まで。([at]を@に変更してください)