LAMMPSの基礎的利用セミナーを下記の内容で開催いたします。
目次
LAMMPSの基礎的利用セミナー
概要
LAMMPS(http://lammps.sandia.gov)は、米国を中心に、高分子物理やソフトマテリアルの物理に関する分子動力学の標準的なソルバーとして位置づけられています。
京コンピュータの産業利用において最も利用企業数が多いアプリケーションはLAMMPSであり、FOCUSスパコンでも多数の企業が利用しています。一方で、LAMMPSはオープンソースでありライセンス料が不要である反面、日本語マニュアルや文献、サポート体制については十分とは言えないため、利用へのハードルが高いと感じている方もいらっしゃるかと思います。
本セミナーでは、LAMMPSをまだ利用したことがない方、これから活用していきたい方を対象にLAMMPS利用のスタートアップに役立つ内容を、実習をまじえ実施します。
また、7月12日、12月18日に「LAMMPSでの仮想実験セミナー」として応用編を開催いたします。
LAMMPSをまだ利用したことがない方は応用編参加の前に本セミナーの受講をおすすめします。
開催情報
【主催】 公立大学法人 兵庫県立大学 計算科学連携センター
【共催】 計算科学振興財団(FOCUS)、兵庫県立大学大学院シミュレーション学研究科、高度情報科学技術研究機構
【場所】 高度計算科学研究支援センター(計算科学センタービル)2F 実習室 アクセス
【日時】 講習時間 各回全て13時~17時10分 (受付 12:45~)
開催日 | 申込締切日 | |
---|---|---|
第1回 | 7月11日(木) | 7月8日(月)10時 |
第2回 | 12月17日(火) | 12月12日(木)10時 |
※各日程、同じ講習内容です。
【対象】 LAMMPSをまだ利用したことがない方、これから活用していきたい方
【定員】 20名
【受講料】 無料
【実習端末】 実習室に備付のPCを利用していただきます。PCの持参は不要です。
プログラム
(内容は変更する場合がございます。)
13:00~13:30 FOCUSスパコン利用準備
- FOCUSスパコンの概要
- FOCUSスパコンへの接続からLAMMPSの実行まで
13:30~14:10 LAMMPSの入出力の初歩的理解
- N=5の鎖の計算
- VMDでの表示
- N=10,20,40慣性半径解析(C/fortran)
14:30~15:30 LAMMPSのexampleの実施
- melt,micelle,colloid
- VMDでの可視化
- 3次元化を試みる練習課題
15:50~17:10 LAMMPSの大規模計算体験
- replicateでの大規模化
- スケーラビリティチェック
申込方法
受講ご希望の方は、件名を「受講希望 兵庫県立大学主催 LAMMPS講習会」として以下の枠内のテキストを引用して必要箇所をご記入の上、
講習会窓口 lecture[at]j-focus.or.jp([at]を@に変更してください)まで送付をお願い致します。
以下のとおり受講申し込みします。 《受講申込セミナー》 受講希望日: 基礎的利用セミナー(7/11 or 12/17) 仮想実験セミナー (7/12 or 12/18) ※両セミナーの受講を推奨します。 《受講申込者》 フリガナ: 氏名: 所属: 職名: 電話番号: メールアドレス: 《実習でのFOCUSスパコン利用について》 講習会では各受講者がFOCUSスパコンにログインして実習を行います。 FOCUSスパコン講習会用アカウント取得にあたり、以下の質問に yes/no でご回答ください。 (講習会用アカウントは当日お渡しいたします。) 1)FOCUSスパコン利用者です。 yes / no ※「yes」の場合は(課題名:英字3文字)をお答えください。( ) 「no」の場合は以下 2)と 3)の質問にお答えください。 2)講習会用アカウントを利用するにあたり、 「講習会用アカウント利用規程」を遵守いたします。 yes / no 3)以下のいずれかにあてはまります。 yes / no 日本人でありかつ日本国に居住するもの 日本人でありかつ日本の在外公館に勤務するもの 外国人でありかつ日本国内にある事務所に勤務するもの 外国人でありかつ日本国に入国後6か月以上を経過しているもの ※居住者であることの確認です。(「講習会用アカウント利用規程」第3条関係)
・3)で「yes」の場合
顔写真付きの職員証等の写しを暗号化zipなどでご提出ください。
※学生の場合、顔写真付きの学生証の写しを提出してください。
※顔写真付きの社員証・職員証(所属機関発行のもの)がない場合は、提出書類が別途必要になりますので、講習会窓口までお問合せください。
・3)で「no」の場合
講習会窓口 lecture[at]j-focus.or.jp([at]を@に変更してください)までお問い合わせください。
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【お問合せ先】講習会窓口 lecture[at]j-focus.or.jp([at]を@に変更してください)まで、メールにてお問い合わせください。