目次
【測定条件】
- 各演算システムから各ストレージ領域への I/O性能を検証
/work (ローカルストレージ)
/home3 (ホーム兼スクラッチ領域)
/home1 (ホーム領域)
【測定系】
- fioコマンドによる 2GB Write/Read
【測定環境】
- 実施システム
A,B,F,H,Q,R,S(032c,092c,192c),V,W,Z,HPCIPPS
【結果データ】
【考察】
- NVMe対応SSD搭載の2022年以降に導入のシステムにおいて、/workへのI/O性能が他と比較してかなり高い。
- Sシステムで /workをスクラッチ領域としてジョブ実行することを勧める。
- home1での負荷の高いI/Oは禁止している。
home1は低速であるうえ、全ユーザで帯域を共有するため、状況によってはさらに低速になる恐れが高い。 - home3は分散ファイルシステムなので、並列I/Oに適している。
ただし、高速ネットワークで接続されていない H, Q, RシステムからのI/Oは他と比較して低速であることに注意が必要。