ストレージI/O性能(2024.08)

【測定条件】

  • 各演算システムから各ストレージ領域への I/O性能を検証 
    /work  (ローカルストレージ)
    /home3 (ホーム兼スクラッチ領域)
    /home1 (ホーム領域)

【測定系】

  • fioコマンドによる 2GB Write/Read

【測定環境】

  • 実施システム 
    A,B,F,H,Q,R,S(032c,092c,192c),V,W,Z,HPCIPPS

【結果データ】 

【考察】

  • NVMe対応SSD搭載の2022年以降に導入のシステムにおいて、/workへのI/O性能が他と比較してかなり高い。
  • Sシステムで /workをスクラッチ領域としてジョブ実行することを勧める。
  • home1での負荷の高いI/Oは禁止している。
    home1は低速であるうえ、全ユーザで帯域を共有するため、状況によってはさらに低速になる恐れが高い。
  • home3は分散ファイルシステムなので、並列I/Oに適している。
    ただし、高速ネットワークで接続されていない H, Q, RシステムからのI/Oは他と比較して低速であることに注意が必要。