【開催報告】インテル® Trace Analyzer/ Collector を使ったMPI アプリケーションの性能解析 (6/19)

2012年8月2日 | Last modified: 2018年8月21日


Trace Analyzerによる性能解析

 インテル株式会社主催で「インテル® Trace Analyzer/ Collector を使ったMPI アプリの性能解析」が平成24年6月19日(水)13時から17時まで計算科学センタービル2階実習室にて行われました。

 本セミナーは4月に引き続き2回目の開催となりました。参加者は6名で、そのうち3名が産業界から、3名が学術界から参加いただきました。受講者は1人1台の端末を使い、アプリケーションの最適化を効率よく行うためのTrace Analyzer/ Collectorの使い方を学ばれました。

 講習会の内容については4月に行われた講習会の開催報告をご参照ください。

 【開催報告】インテル Trace Analyzer/Collector を使ったMPI アプリケーションの性能解析(4/18)

 本ページではプログラムと当日の様子(写真)を紹介しております。

  今回の講習会にご参加頂きました皆様に感謝いたします。今回ご都合がつかなかった皆様には、次回9月13日(木)(13時から17時まで計算科学センタービル2階実習室)への参加をご検討願います。

 

プログラム

13:00- 13:05 ( 5分) 開始の挨拶

13:05- 13:55 (50分) インテル コンパイラー、インテル MPI を使用する最適化概要

13:55- 14:00 ( 5分) 休憩

14:00- 14:50 (50分) 性能解析ツール、インテル Trace Analyzer/ Collector 概要

14:50- 15:00 (10分) 休憩

15:00- 15:50 (50分) 目的に応じたインテル Trace Collector の設定方法

15:50- 16:00 (10分) 休憩 16:00- 16:50 (50分) インテル Trace Analyzer による解析結果の表示と分析

16:50- 17:00 (10分) Q&A

17:00 終了

 

 

 

講習会当日の様子

 

インテル Trace collector実装(コンパイル時) 

 

ジョブの解析(青・アプリ、赤・MPI通信) 

 

ジョブの解析(実習風景)

 

ジョブの解析を拡大

 

ソースファイルを表示

 

実行時のTrace 実装

 

トレースのオフ(緑)

 

(実習)MPIアプリケーションの正当性チェック

 

デッドロックの発見

 

デッドロックの発見

 

問題発現箇所のソース表示

 

インテルTraceAnalyzer基本操作

 

複数コアの情報を集約表示

 

通信メッセージ量の表示

 

中段・コア数の棒グラフ表示(赤・MPI、青・アプリ)

 

MPI関数ごとの解析(MPI_allreduce, MPI_sendrecv,MPI_Wtimeなど)

 

ノード間の通信量、通信速度、転送時間、転送回数を表示

 

各ノードの通信量、通信速度、転送時間、転送回数を表示

 

 

 

 

これまでの講習会開催報告

【開催報告】インテル Trace Analyzer/Collector を使ったMPI アプリケーションの性能解析(4/18)